精油は新型コロナウイルスに効くのか?

こんにちは。

世界中に蔓延している新型コロナウイルス。オーストラリアは入国時の検疫システムを早くから確立させたことにより、そこまで深刻な状況ではありませんが、街中で咳をする人から距離を置いたり、アルコールで手の消毒をする人が目立ちます。

さて最近の新型コロナウイルスに関する報告によりますと、感染経路は一番多いのが接触。これは、感染者が保持するウイルスがドアノブなどに付着し、それに接触した非感染者が手に付着したウイルスなどを食事と一緒に口に運んだり、目に触れたりして粘膜を経由して体内に取り込み感染するというものです。

そう考えると、てっとり早いのはまず手洗い。そして家庭内ではドアノブやリモコン、パソコンなど共有物の消毒、帰宅したら手洗いうがい、外出中も常に手の消毒となります。ラッキーにもアルコールやハンドサニタイザーが手元にある方は、迷わずそれを使用してください。
高濃度のアルコールでしたら、ウォッカも同じです。酒屋さんもチェックしてみてください。とにかく第一にアルコールです!

それから重要なのは、精油だけで新型コロナウイルスを完全に排除できると思わないこと。クリニカル・アロマセラピストだから言います。世の中様々なソーシャルメディアで、これはいい、あれも効果的などと投稿されていますが、ご自身で出所と正確性をきちんと把握してください。

そもそも今回のコロナウイルスは、ワクチンも存在しない新型ウイルスです。そんなものを培養して、精油の効果を立証する研究が短期間で行えるはずがありません。抗ウイルス効果のある精油は多く存在しますが、クリニカル・アロマセラピストの目から見ればそれぞれのウイルスの特性(遺伝子やタンパク質)に対して働く精油も異なります。例えば、帯状疱疹とヘルペスではウイルスの特性が異なるから、有効な精油も異なるのです。ですから、世の中でオレガノ精油が新型コロナにいいとか、これを使用すれば大丈夫などということを信用するのは、ご自身の責任で行ってください。

私から言えるのは、精油を活用して免疫力を上げること。それには抗ウイルスと免疫強壮作用の精油を自宅やオフィスで焚いて備えること。今回のコロナは新型ウイルスですからどの精油が効くかは不明です。しかし、複数ブレンドすることにより異なるタイプのウイルスに対応できるのが精油の特徴なので、それを利用して他のウイルスの体内侵入を防ぎ、万が一新型コロナウイルスと接触しても負けない体を作ることです。例えばCarnaの忍ソープは、コンタクトスポーツなどの接触により感染するほとんどのバクテリアやウイルスをカバーするように、5種の異なる精油をブレンドしています。そうすることにより、精油を単品で使用するよりも効果が期待できるという訳です。

では難しい化学の話はさておき、比較的一般に購入できる抗ウイルスと免疫機能に役立つ精油をご紹介します。

**ベルガモット(抗ウイルス)
シナモン(抗ウイルス、免疫機能ともに優れた精油だが、刺激が強いのでディフューザー使用のみをお勧めします)
クローブ(抗ウイルス、免疫機能ともに優れた精油だが、刺激が強いのでディフューザー使用のみをお勧めします)
**ユーカリプタス・グロブルス
*フラゴニア(免疫機能)
**フランキンセンス(免疫機能)
ホリーフ(抗ウイルス、免疫機能)
ヒソップ(抗ウイルス)
**クンゼア(抗ウイルス)
*真性ラベンダー(抗ウイルス、免疫機能)
**スパイクラベンダー(抗ウイルス、免疫機能)
**レモンマートル(抗ウイルス)
オレガノ(抗ウイルス、免疫機能)
**パルマローザ(抗ウイルス、免疫機能)
**ペパーミント(抗ウイルス)
*ロザリナ(抗ウイルス)
*ティーツリー(抗ウイルス、免疫機能)

Reference: The Aromatic Practitioner Reference. M. Mitchell 2011.

*   Carna・Japanのオンラインで販売されている精油。
** Carna・Japanのオンラインで販売されてはいないが、特別注文があれば発送可能な精油。詳細はお問い合わせください。

基本的に3−5種類の精油をブレンドするといいでしょう。購入される場合は、品質をきちんと確認することをお勧めします。

あとは、規則正しい生活、食事、運動で強い体を作ることです。日頃の努力がこのような時に効果を発揮しますので、日々健やかに生活していきましょう!

今日も読んでくださって、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です